■ 小林多喜二(1969.12.20初版第1刷)/小田切秀雄著/有信堂叢書,有信堂/13.5×18.5cm ; 297p
内容
本書の初版および第二版のあとがきより
小林多喜二とは、こんにちのわたしたちにとって何であるか。この本の課題である。
ここに集めたいくつかのの文章はそれぞれ独立のものとして書かれたが、偶像化やそれへのアンチ・テーゼやにたいして、小林の生涯と作品との生きた意味を具合的に明らかにしようとした点では一貫している。……
● あとがきより
…本書は、人間不在のいわゆる観光案内ではなく、多喜二と小樽の街や人々とのかかわりを大事にする。
このことは、多喜二の作品世界と同じように、明日の小樽へ向けての示唆を与えるもののように思える
叙述の前後関係を明確にするために、多喜二ツアーのモデルコースを設定し、途中の景物を簡単に説明しながら先に進むが、多喜二の人と作品にかかわりのあるものについては、チェックポイントとして特にくわしく解説するようにした。…
● もくじより
小樽・小林多喜二ツアーコースガイド
順路地図
順路
コラム
多喜二略伝 [ほか]
■ 日本女性史(上)のみ/井上清著/1958.9.20第11刷,三一新書,三一書房/10.6×17.5cm ; 150p
内容
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